結婚相談所で「理想の相手」を探すほど、実は一番難しい状況になる
「理想の相手に出会えたら結婚できる」
という発想そのものが、実はかなり過酷なルートだということを認識している人は意外と少ないかもしれません。
理想の相手=最初からエベレスト
第一印象が良く、条件も揃っていて、
「この人以上はいないかもしれない」
と感じる相手。
これはLLL式で言えば、
最初からエベレストに挑む状況です。
つまり、
- 失敗できない
- 代替がない
- 比較対象を作れない
という状態で関係構築を始めることになります。
これは、恋愛でも結婚でも、
最も精神的コストが高い入り口です。
結婚相談所の「3か月で決めろ」という構造的な罠
結婚相談所ではよく、
「3か月で結婚するかどうか決めましょう」
と言われます。
一見、合理的に見えますが、
この期限設定は理想の相手探しと非常に相性が悪い。
なぜなら、関係性は3か月では積み上がらない
本当に必要なのは、
- 互いを知る
- 期待が外れる
- それでも信頼を作り直す
というプロセスです。
これは、どう考えても時間がかかります。
にもかかわらず、
- 最初から理想の相手を探し
- その相手に一気に絞り
- 短期間で結論を出そうとする
これは、
最難関ルートを、制限時間付きで登れ
と言われているようなものです。
これが、結婚相談所における最大の罠です。
本当に探すべきは「理想の相手」ではない
LLL式で見ると、
結婚相談所で探すべきなのは、
条件的に完璧な相手
ではなく
関係性を積み上げていける相手
です。
条件はスタート地点でしかない
条件が合っている相手は、
あくまで「登り口が整っている山」にすぎません。
そこから、
- 会話が噛み合うか
- 価値観のズレを調整できるか
- トラブル時に信頼を再構築できるか
を、時間をかけて確かめていく必要があります。
エベレストは「一本に絞る」ことではない
ここで誤解されやすい点があります。
エベレストに登る=一人に決める、ではない
LLL式におけるエベレストとは、
- 互いを十分に知ったあと
- さらに深い関係性を検証する段階
のことです。
重要なのは、
この段階に入る相手は一人である必要はない
という点です。
複数のエベレストを登るという考え方
LLL式では、
- 複数の相手と
- それぞれ十分に関係性を積み上げ
- それぞれの「最終段階」を経験する
ことを否定しません。
なぜなら、比較と経験がなければ、
- どこで無理をしているのか
- どこが自然なのか
が分からないからです。
結果、何もしなくても決まる
不思議なことに、
- 複数のエベレストを登り
- 無理な関係は自然に脱落し
- 一番楽で、静かで、安定した関係
だけが残ります。
この段階に来ると、
頑張って決める必要がなくなります。
話し合いで詰めるでもなく、
期限で迫られるでもなく、
「もうこれでいいよね」
という空気が自然に生まれます。
それが、LLL式における結婚の決まり方です。
まとめ:急がせる仕組みほど、失敗しやすい
- 理想の相手ほど難易度が高い
- 関係性は時間をかけないと作れない
- 3か月判断は最難関ルートとの相性が最悪
- 一人に絞る前に、十分な比較と経験が必要
結婚とは、
最短距離を選ぶ競争ではなく、
一番無理のないルートが最後に残るプロセスです。
LLL式は、
そのための時間と余白を、最初から織り込む考え方です。
