幸福の作り方

「コミュニティの中で信頼できる人が多いと幸福感が高まる」といった記事を見かけることがあります。
ただ、元の研究や原著をたどってみると、実際にはそこまで単純なことを直接調べているわけではなかったりします。

アドラー心理学が示す三つの視点

たとえば、よく検索上位に出てくるアドラー心理学では、幸福感に関わる要素として次の三つが挙げられています。

  1. 自己受容:自分を肯定でき、自分にOKを出せている状態
  2. 他者信頼(所属感):自分だけでなく、他人にもOKを出せる状態
  3. 貢献感:自分が誰かの役に立っていると感じられる状態

ここから見えてくるのは、「受け入れる」「信頼する」といったキーワードの重要性です。


目次

LLL的に見る幸福の軸は「数」

さて、LLL的な視点で重視したいのは、「数」です。
これは人数だけでなく、さまざまな場面での「関わりの数」を含みます。

異性の友達の本当の意味

異性の友達も、その一つです。
ただし、ここで重要なのは「将来どうなるか」という話ではありません。

むしろ、
生き方や経験を共有できる仲間であること
そして、その間に積み重なった信頼関係こそが、幸福感に大きく寄与します。


刺激をくれる仲間、支えてくれる仲間

幸福感を形づくるのは、信頼だけではありません。

創造性を刺激してくれる人たち

趣味や仕事を通じて、何かを生み出している人。
刺激を与えてくれる存在は、競争相手と言ってもいいかもしれません。

やりたいことを支えてくれる人たち

やりたいことを続けていくには、それを支えてくれる人も欠かせません。
それは仕事の仲間かもしれないし、アルバイト先の人、趣味の仲間かもしれません。

お店の人も大切な仲間

美味しいものを楽しみたいとき、お店の人は最も身近なサポーターです。
だからこそ、お店の人とのやり取りは、信頼関係を育てる意味でも大切になります。

たとえば、
「いつものでいいですか?」と声をかけてくれるカフェ、
言わなくても自然に出てくるお店、
細かく説明しなくても好みを分かってくれる場所。

そうした関係性も、立派な信頼の積み重ねです。


共通点は「やりたいことを支え合えるか」

これらに共通しているのは、
やりたいことをどれだけ後押ししてくれるか、支えてくれるかという点です。

もちろん、自分も周囲の人のやりたいことを支える側である必要がありますし、
その創造性や成果は、できるだけ高めていく努力が求められます。


幸福のために大切な二つのこと

この流れの中で、とくに大切なポイントが二つあります。

バディを「絶対」にしない

一つ目は、バディを固定しすぎないことです。
誰かと深く関わること自体は問題ありませんが、それが永遠である、絶対であると思い込まないことが大切です。

これは、誰かに過度に寄りかからないという意味でもあります。
特定の関係に重きを置きすぎないことで、関係性はかえって健やかになります。

手放せることは、依存しないこと

大切な人が別の場所へ進んでも、その人が幸せであるならそれでいい。
そう思える状態は、冷たさではなく、相手を尊重しきっている状態です。

本当に求めているのは、相手からも同じように信じてもらえること。
それを望むなら、自分から同じ姿勢を示すしかありません。


本当の実りは「自分が信じきれること」

ただし、最終的に大切なのは、相手からどう思われるかではありません。
自分自身が、信じきれているかどうかです。

「この人しかいない」と思い込まないことで、
結果的に人は惹きつけられます。

依存しない姿勢こそが、求心力を高める。
この構造を理解していれば、進む方向に迷いがなくなります。


そもそも、やりたいことを持つ

もう一つ大切なのは、自分自身がやりたいことを持っていることです。

興味を持ったら一度は触れてみる

さまざまなものに興味を持ち、とりあえず覗いてみる習慣が大切です。
本当に合うものなら自然と続きますし、そうでなければ離れていきます。

その「きっかけ」を与えてくれるのが、新しい出会いです。

誰かがすすめてくれた音楽を聴いてみる。
話題のゲームを少し調べてみる。
気になった情報をまとめてみる。

そうした小さな行動の積み重ねが、幸福の土台を作っていきます。

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