なぜ「婚活に疲れた人」が増えているのか
最近、「婚活に疲れた」という言葉がよく検索されるようになりました。
SNSでも、ブログでも、相談の場でも、同じフレーズが繰り返し出てきます。
実際、婚活をしている人の多くが、
どこかのタイミングで同じ感覚にぶつかります。
頑張って人に会っている。
行動量も、それなりに増やしている。
それなのに、前に進んでいる気がしない。
理由が分からないまま、
「なんだか、しんどい」だけが積み上がっていく。
ただ、婚活に疲れる人には、はっきりした共通点があります。
それは努力不足ではありません。
多くの場合、順番が少しだけ逆になっている。
それだけの話です。
なぜ婚活に疲れるのか|順番が逆になっている問題
婚活に疲れる最大の理由は、
結婚そのものを目的にしてしまっていることです。
「結婚したい」という気持ちが先に立ちすぎて、
- 結婚して、どんな生活をしたいのか
- 誰と、どんな毎日を送りたいのか
この部分が、意外と曖昧なまま進んでしまう。
もちろん、
「できるだけ余裕のある生活をしたい」
「なるべく豊かに暮らしたい」
そう思うのは自然なことです。
でも次に出てくるのが、
**「何が贅沢で、何が豊かな生活なのか」**という問いです。
結婚は目的ではなく、パーツの一つ
結婚してから考える。
結婚してから設計する。
この順番だと、どうしても無理が出ます。
一方で、
- こういう生活がしたい
- こういう日常を送りたい
という通常運行の人生設計が先にあって、
そこに「結婚」というパーツが必要だったから、
スポッと収まった。
この形で結婚した人は、
そもそも婚活を「頑張るもの」として捉えていません。
気づいたら結婚していた、
という感覚に近く、
疲れるという発想自体が生まれにくいのです。
「空いているスポット」を持っている人は、すぐ決まる
例えば、
- 仕事が安定している
- 経済的にある程度余裕がある
- 時間にも余白が出てきた
こうした男性は、
人生設計の中に 「結婚が入る余地」 が空いています。
だから、条件が合えば、
比較的スムーズに結婚が決まっていきます。
女性の場合も似ています。
- 生活能力が高い
- 家事や段取りができる
- 対人トラブルが少ない
- 周囲をまとめたり、教えたりできる
こうした要素が揃っている人は、
やはり結婚が「はまりやすい」。
キャリアの話を避けてはいけない理由
これは「キャリアを目指すな」という話ではありません。
重要なのは、
子どもを望むかどうかです。
もし子どもを望むなら、
妊娠・出産・乳児期の育児は、
どうしても身体的な負担が大きくなります。
これは、
「夫が手伝うかどうか」という話以前の問題です。
だからこそ、
その時期をどう乗り切れるキャリア設計か
ここを考えずに婚活だけを進めると、後で詰みます。
ミクロで見ると、疲れる理由はもっと単純
もっと身近な話をすると、
婚活で疲れるのは、
最初から「結婚するかもしれない相手」として接してしまうからです。
でも冷静に考えると、
結婚する可能性がある相手は、
世の中の異性、全員です。
その中で、
「この人と結婚したい」と
相手に思わせられる確率を上げる。
それができれば、
あとは選ぶだけになります。
結婚で評価されるものは、ほぼ決まっている
顔立ちそのものは、すぐには変えられません。
体型は、多少なら改善できます。
でも本質はそこではありません。
実際に評価されやすいのは、
- リーダーシップ
- 生活能力(家事・段取り)
- 収入やキャリアを伸ばす力
- 資格や専門性
- 異性関係のクリーンさ
スコア化できる項目が並んでいるだけです。
そしてこれらは、
婚活を始めてから急に身につくものではありません。
うまく結婚している人は、助走期間から準備している
上手な結婚をしている人は、
婚活以前の段階から、
これらの武器を少しずつ揃えています。
学生時代から、
社会に出てから、
地味に、淡々と。
だから、
相手が「結婚したい」と思えるポイントが、
最初から複数ある。
「恋愛ごっこ」で時間を溶かすと、疲れるのは当然
なんとなく付き合って、
なんとなく別れて、
また探す。
これを繰り返していると、
時間だけが過ぎていきます。
それがなぜ苦しいのかというと、
ずっと違う方向に進んでいるのに、戻れないからです。
疲れて当然です。
勝負は、かなり前から始まっている
もう一度整理します。
- リーダーシップ
- 生活能力
- キャリアを伸ばす力
- 資格・専門性
- クリーンな対人関係
結局、見るところはここです。
学歴が取れないなら、
他の人がやらない経験を積めばいい。
- ワーキングホリデー
- 単発労働
- Web制作
- SNS運用
- 動画や文章の発信
2年続ければ、
それは立派な武器になります。
時間は、思っているより残っていない
例えば、
22歳から30歳までの8年間。
毎日3時間使えば、
約9,000時間です。
でも、資格一つ取るだけでも、
これくらいの時間が必要です。
- 200〜300時間
- 300〜500時間
- 600〜1,000時間
- 2,500〜4,000時間
武器を揃える時間は、
実はかなり限られています。
丸腰で戦場に行けば、疲れるに決まっている
「今の自分に合う人を探す」
それは、
装備も武器も持たずに、
戦場に行くようなものです。
何度行っても、
打ちのめされて終わる。
そりゃ、しんどい。
武器を磨けば、勝負は一気に楽になる
毎日、少しずつ武器を磨く。
一つだけじゃなく、二つ、三つ。
それだけで、
世界の見え方は変わります。
しかも、
それは見た目の話ではありません。
見た目が効くのは、最初だけ。
そこを超えたら、残るのは中身です。
「次のカード」を持っているかどうか
思い出してみてください。
これまで会ってきた相手の中で、
「決めきれない」と感じた人。
もしその人が、
- 副業で安定した収入を作っている
- 人が集まる場を主催している
- 新しい分野に挑戦している
- 継続的な発信をしている
こうした要素を一つでも持っていたら、
見え方は変わっていたはずです。
これは、男女どちらにも言えることです。
大事なのは、見た目や肩書きの次にあるもの
最終的に効いてくるのは、
その次のカードです。
そこが揃っていないまま婚活を続けると、
疲れます。
逆に言えば、
そこを積み上げていけば、
婚活は驚くほど楽になります。
