「この先、こんなに好きになる人は出ないかもしれない」という矛盾
「ここまで人を好きになれることはもうないかもしれない」「しかも両想い。いま付き合わないと一生後悔する」── そう思ってしまうときほど、実は大きな落とし穴があります。
結婚できる条件が整っていない段階での「今付き合わないと後悔する」は、むしろ逆で、 付き合ってしまうほうが後悔しやすいのです。
単純に統計的にその後結婚につながる確率が低いということもありますが、 悲しいかな、この“強すぎる想い”が逆効果を生む構造になっているんですよね。
強い好意があるときほど起きる「見えない落とし穴」
① 好きすぎると欠点が完全に視界から消える
好きで好きでどうしようもない時期は、相手の欠点や相性のズレは完全にアウトオブ眼中な状態です。 ところが、付き合って“心配する必要がなくなった瞬間”、つまりリスクのない状態になると── その少し合わない部分を埋めてくれる別の異性が現れるんですよね。皮肉にも。
② 付き合う前に好きだった理由は何か?
付き合う前に強く惹かれた理由はどこでしょう? ……まぁ、ほとんどの場合ルックスですよね。
どんなに綺麗に着飾っていても、朝起きたては顔もむくんでいるし、 化粧を落としたら別の人?ということもよくあります。特にアイラインの効果は絶大ですからね。
③ 心を許すほど、ぶつかりやすくなる
心を許せば許すほど、不満な点をぶつけやすくなり、ケンカも増えてきます。 ケンカが少ないカップルというのは、互いの“好き勝手”を受け入れあえる関係です。
彼が他の女性と出かけても「ふぅん」と思えるメンタリティーが必要ですが、 これが自然にできるのなら、そもそも付き合う前の状態で十分なんですよ。
「別れたときのリスク」が最大化する問題
好きな相手であればあるほど、別れたときのリスクは激増します。 「この人以上はいない」と思い込んだ相手と付き合った場合、別れた後の反動はとても大きい。
見た目から入った恋は特に危険で、どんなに素敵でも、 もっと魅力的な相手は必ず現れます。 そのとき、心をつかむ前に美貌だけで付き合ってしまうと、本当に大事な部分が押さえられません。
さらに、周りはあなたの“浮かれっぷり”を見ていますから、別れたあとも 「本当はまだ元彼のことが好きなのに、別の男と付き合ってる」と思われ続け、 裸の王様状態になってしまうわけです。
付き合う前の状態であれば何が違うのか
付き合う前の状態であれば、心をつかむプロセスを踏めるし、 仮に双方が別々の人と結婚しても、ずっと仲良くいられて、 配偶者からねたまれることもありません。
なぜなら、その男性は配偶者より前に知り合っている異性で、 しかも身体的な接触がなかった相手だからです。 歴史の短い配偶者はそこに口出しできない──これが大きいのです。
では、どうすればいいのか?
① まず「私も大事に思ってるよ」と伝えてしまう
これが本来、一番言いたいことですよね。
すると、相手の男性はほぼ確実に 「俺も好き。付き合おう」 と言ってくるはずです。
② そこで一気に主導権を取る
「その気持ちをずっと持っていてね。もし私のことをそれこそ50年もずっと好きでいてくれるくらい思いが強いなら、来年の今も同じ気持ちのはずよね?私はその間、誰とも付き合わないから、50年のうち、たった1年後にもう一度“付き合うかどうか”を話し合いましょう。 その間、私は誰とも深い関係にはならないけど、あなたは自由でいいよ。」
ここで一番大事なのは、 “両想いと分かっているのに付き合ってない状態” をつくることです。
これが、どれほど楽しいか。 どれほど満たされるか。 まずは、それを体験させるのです。
